大江戸たくどら日記~東京タクシードライバーのブログ~

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東京の某中堅タクシー会社に50代で転職した仕事を楽しんでる側=タクシー向きドライバーのブログ。

【昨日のヘェ~】冬の釣りの思い出、、、タクシーと何のカンケイが?

街好き・人好き・釣り好きetc.な、、、東京タクシードライバーが、見・聞き・感じたTokyo Taxi Drive. 昨日のへェ~。

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(はじめての方はこちらもご覧ください)

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こんな冬の日だった。今も忘れない、寒い冬の釣りの思い出がある。 

わたし大江戸は、中1のとき、漫画「釣りキチ三平」の読者で、ヘラブナ釣りにハマっていた、、、シブい中1だった、、、

 

魚の動きが悪い日の釣り。なぜ忘れられないのか???

、、、その日はちょうど、へらぶな研究会の釣り師たちが腕を競う月例大会の日だった。

 

寒い日のヘラブナというのはほとんど動かない。動かないヘラブナに如何にしてエサを食わせるか、、、少ないアタリを如何に捉えるか、、、そこを競うわけだ。

 

息してるだけで吸い込んでしまうエサに変えたり、タナを変えるために竿の長さを変えたり、いろいろやるが、、、ウキはピクリともしない。

 

多くのへら師たちは諦めムードだったと思うが、、、少年大江戸は、漫画の妄想で?集中力が途切れなかった。

 

その日のウキのアタリは、終日でなんと、たったの2回だけ、、、

 

釣りを開始して数時間、ピクリとも動かないウキを眺め、あれこれやったがダメで、、、何の前触れもなしにその一回目のアタリは来た!

 

それから、とにかく待った、、、。まだハリにエサが残っていることを信じ、鈍い動きながらも食い気のあるヘラブナがまだ近くに居ることを信じて、、、。

 

2回目のアタリが来るまで、たぶん10分以上もあったと思う、、、もう一度アタリが来た! チクッという感じのごく小さな一瞬のアタリに合わせて竿先を、鋭く小さく動かした、、、ヒット!、、、尺上=30cm超。

 

その日、釣果をあげたのは大会優勝者と大会に参加していない少年大江戸の二人だけ、それぞれヘラブナを一枚ずつ、、、。計量結果を見ると、サイズは大会に参加していないわたしの方が大きかった。周りの釣り師のおじさんたちがニコニコしてこっちを見ていた。

 

、、、これが忘れられない冬の日の釣りの思い出、、、タクシーはある意味釣りに似ているが、冬も夏も釣れるし、月や曜日や時間の変化が面白い。

 

東京タクシードライバーは釣り好き?たちの仕事だと思います。

 

関連記事:

 

お次はいつもの、、、

 

車内のつぶやき。昨日のヘェ〜。

これはタクシー車内で聞いた街の声。一期一会。

 

渋谷。30歳くらい。男性。

「、、、こないだ、川崎で犯人が逃げたでしょう。あれ捕まったから良かったけど、、、日本では、犯人は前で手錠かけてるみたいだけど、あれ何故ですか、、、なんか理由があるんですかね。テレビで見ると、アメリカだと後ろ手に手錠じゃないですか。、、、前だと凶器を使えるから危ないですよね。やっぱり、後ろ手の方が安全だと思うけどなぁ、、、」 

とか、

 

築地。不動産、マンション業界

「、、、わたしは土地を買う仕事なんですが、7年後まで値段が上がるんじゃないかって地主さんが思いはじめて売りしぶりしてますよ。今はベイエリアが人気。3.11でドーンと人気が下がったのに、今はオリンピックで選手村ができるとか、、、イメージが変わっただけなんですけどね^^;、、、。やはり広告の力かな、、、」

とか、

 

赤坂のママさん。80歳くらい。

「、、、この国はいったいどうなっちゃうんでしょう。今の若い子たち、日本の歴史も知らない、行儀作法も知らない、、、そんな子たちが、高齢化で年寄りの面倒を一人で二人分とか、背負えると思いますか?、、、そうだ、、、あなたね、食べれなくなったら、胃瘻(いろう)しない方がいいですよ。、、、あれをやるとチューブで栄養を入れるから長生きするけど、本人は生きてる喜びがないし、、、変な話、、、いつ(終末を)区切るか分からなくなるのよ、、、わたしの友達でも困ってる人多いわよ、、、」

など。

 

今回の「大江戸たくどら日記」、、、完。

 

by 大江戸巧氏(おおえどたくし)

 

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