★タクシードライバー。仕事の向き不向きについて考えた。
【つぶやき+】粘り強さと自分の性格の良いところを一生懸命に出していけば、ベテランが教えてくれるから大丈夫。
【つぶやき+2015/1/25】なお大半のドライバーはのんびりマイペースでやってる。アスリート体質の負けず嫌いは売上上位のドライバーに多く見られる傾向。
【つぶやき+2015/1/24】ちなみにタクシードライバーになるのは難しくない。楽しく稼げるドライバーになるには向き不向きはある。言い換えればコツ_φ( ̄ー ̄ )
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東京でタクシー?就職考の【8】です。
読者から「自分はこんなタイプ。タクシー向きだと思いますか?」といった相談をもらうことがある。自分も通ってきた道だから気持ちはわかる。他にも同じような読者はいるだろう。
まず、バス運転手との比較。
同じ二種免許、同じ旅客自動車でもけっこう違いがあって、、、バスの運転手は乗客と話しちゃダメという規則があり、かたや、タクシー運転手は時には会話もサービスのうち、という面がある。
ならば話し下手な人はバス向きか?
だが、わたし大江戸が所属する300人規模のタクシー営業所を見渡すと、トップドライバーには寡黙な人も少なくない。
あるいは、、、
タクシーはアスリート体質の人向きか、とも思う
、、、のだが、先日はこんな話も聞いた。
50代。先輩ドライバー。
「、、、俺はタクシー合ってないわー。楽すぎちゃって^^; 体がナマる。若い頃から、今もずっとスポーツやってきて、そんで物流で荷物運んでたからね、なんだか身体使う方がラクなんだわ、、、それにずっとこの駅に着けてるスタイルだからか、なんか飽きてきちゃったよ。田舎帰ってまたトラックに乗ろうかなとも思ってるんだ。世の中に物流も大事だから。変化の激しい世の中だから、どっちがいいのか、先のことは分かんないよ。でも、難しく考えるこたぁないさ。自分に合う仕事をやればそれでいい。俺はそう思うよ、、、」
、、、わたし大江戸はぜんぜんラクじゃない ^^;。それに東京中何処でも行く。営業エリアは広い。個人差はある。十人十色。
、、、以上を踏まえつつ、
こんな人がタクドラ向き⁉︎ 勝手に12か条。
- 車の運転が嫌いではない。
- 乗り物酔いしない。
- 思ったとおり、マイウェイを行きたい人。
- 自由を好む人。自分の裁量でやりたい人。
- とはいえ、世間と交わっていたい人。
- 研究熱心。凝り性。ある意味オタク。
- 身体能力と言わず、性質がアスリート体質の人。個人競技向きの人。
- 横並びの関係が好きな人。
- 一人移動販売店の店長タイプ。
- マンウォッチャー。
- 世の中ウォッチャー。
- 興味の幅が広く、ゲームプレイヤー的?探求心が強い人。
などと思っているのだが、
タクシードライバーは一種の自営業。自分らしい店をやればいい。免許商売だしルールはあるのだが、いろんなタイプのドライバーがいる。
仕事の向き不向きを考えるには、その仕事の特徴をイメージする必要もある。それには、上の8「横並びの関係」がポイントかもしれない。
ピラミッド型の組織のサラリーマンの場合、組織をつくれないとダメ社員なわけだし、仲間でありながら同時に出世競争のライバルでもあるわけだから、常に「違い」を意識してチームに優位な人材であろうとするが、タクシーの場合、ピラミッド型の組織ではないから、仲間とまったく「同じ」であってもいい。だから他人としての「違い」よりも同業として「同じ」ところを見つけるようにすれば、たくさんの「仲間」ができる。
それは子供の頃の人間本来の姿かもしれない。
組織をつくって人を動かして仕事を進めたいタイプの人にはタクシードライバーは向かない。タクシードライバーは職人。タクシーは他人に任せず、自分で切り盛りする店なのだから。
それが特徴かな。
んー、じゃーどうしようかー、、、
質問メールへの答えとしては、
そんなタクシードライバーになった自分をイメージしてみて、ポジティブに思い描ければ向いてるんじゃないかと思う。
そうそう、ポイントはそこなんじゃないかな_φ( ̄ー ̄ )!?
ついでながら、
「人生は旅」とよく言われるが、
知らない国や街に行ってみて、思い描いていたイメージどおりだった場所がいくつあるだろうか。わたし大江戸はほとんどない。多くの人が同じではないか?
それは、期待や不安などの先入観の想像力のレベルが現実に及ばなかったから?
就職も旅に似ていて複雑。また同じ業界でも雰囲気は社風や営業所や地域で少しずつカラーも違うかな?、とも思う。
あるいは、
どうすれば良い旅になるか?
ということの方が大事かもしれない。
なぜなら、なることはゴールではなくスタート。現実は自分がつくっていくものだから。
ポイントは「自分に合っているんじゃないだろうか」というイメージを持っていると、前向きないい仲間がたくさんできる。日々情報交換する。苦楽を共にする。そうすれば壁を乗り越えられる。乗り越えると一歩ずつ上手くなる。つまり好循環になる。
自分自身にそんなイメージがあれば、手を差し伸べる人が現れる。今はLINEやメールやケイタイ電話もある。毎日のように話しかけ、根掘り葉掘り、遠慮なく習えばいい。それを仲間や後輩にバトンを渡していけばいい。
、、、これで完結するのでは?
たしかに、「自分に合うことをやればいい」のだろう。こう言ってしまうと単純すぎるが、合う人には合う。合えばけっこう面白い。アスリートのイメージトレーニングと同じく、自分のイメージを信じる力なんだろう、と思う。
、、、参考になれば幸いです。
by 大江戸巧氏(おおえどたくし)
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ドライバーが100人いれば100とおりの見え方があると思うけれど、、、