【上達のココロ】プロの技術。地金が出る話。
タクシーで学んだ、積み上げを感じて精進するための、上達のココロ。
I'm (はじめての方はこちらもご覧くだqさい)
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プロのタクシードライバーの運転技術
なんでもプロになると仕事時間が長い。ドライバーも、長く鍛えられると運転技術はどれくらい磨かれるのか。
運転に限らず、プロの技量というのは毎日やってる自分たちには分かりにくいものだとも思うんだけど、
最近思うに、、、
タクシーの営業所っていうのは、同業者の寄り合い所みたいで、同業者が顔突き合わせて「最近あんたのショーバイどうよ?」「儲かりまっか?」みたいな感覚の会話が多い。、、、職場としてはじつに気楽だ。
、、、さて本題。
明け番の営業所。以前の相番と雑談してた時。「相番」っていうのは、同じ車に交代で乗る相方のことなんだけど、、、
大江戸
「こないだ30日免停を1日に短縮する講習行ってさ、久々にシュミレーターに乗ってきたよ、、、」
元相番
「そーなの? 大丈夫なの?」
大江戸
「で、シュミレーターね。教習生だったとき、あれ、実際の運転と感覚違うから上手く運転できなかったじゃん? こんなへんな感覚のマシンで、上手い下手なんか分かるもんかって、、、」
元相番
「うん、確かにそうだったねー」
大江戸
「だけど、上手くなっちゃってたんだ、それが。なんと全部Aだったんだよ^_^」
元相番
「あはは、そう。そー言えばオレも、前に60日食らった時なんか、教習生の頃みたく、実車運転させられて隣に教官に乗られちゃってさ^^;」
大江戸
「ほんと^^;」
元相番「免許取るとき、試験で、下手だ、ダメだって、ボロクソ言われて、何度も試験落とされたじゃん?」
大江戸「確かにそうだったー^_^」
元相番「でね?、運転したら、教官に、「完璧です」って言われたよ^_^」
大江戸「へぇー凄いなー。しかし長いもんな。嫌でも上手くなるよなー」
、、、みたいな話だった d( ̄  ̄)。振り返ると、アクセルもブレーキもハンドルも、新人の頃とは「さばき」がまるで違うのだよね。
次は地金が出る、っていう話を書きます。、、、噺家かっ!?
地金が出る話
なにごとも、長丁場だと地金が出るんだろうね。最初のうちは自分じゃない自分になろうとするから、無理するわけで、そうなると背伸びしてるわけで、長丁場ではだんだんと「地金」が出てくる。
もともと夜更かしのヤツは夜更かしが始まるし、もともと怠け者は怠けだす。もともと生活が乱れてるヤツはコントロールが面倒になってくる。
ルーキーで、遠藤や逸ノ城みたいな勢いの力士が出てきても、白鵬になるのは並大抵じゃない。心技体の精進が要る。5年10年15年とやって、トップに君臨してるドライバーは、完全に「アスリート」だ。大したもんだ。
だから、長年の生活習慣が大事なんだ、と思い知らされるんだな。
自分を育てるのは自分だ。
で、出てくる 地金は「基礎体力」。そんなことを思っている今日この頃。
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♫ 勝手にエンディング曲 m(__)m
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by 大江戸巧氏(おおえどたくし)
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