大江戸たくどら日記~東京タクシードライバーのブログ~

大江戸たくどら日記~東京タクシードライバーのブログ~

東京の某中堅タクシー会社に50代で転職した仕事を楽しんでる側=タクシー向きドライバーのブログ。

【昨日のヘェ~】3マンシュウ。移動式バー。粋なタイプ。

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(はじめての方はこちらもご覧ください)

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世の中景気のいい話なんかぜんぜんないなど、いろいろ言われるが、凄いカードを引くこともある。

ついに出た「3マンシュウ」(タクシー業界用語)

たとえば先日の乗務。個人史上最高金額の一営業で32,000円(=3マンシュウという=3万円台の収入)が出た。これまでの最もロングは神奈川の茅ヶ崎や千葉の成田で2万収だった。3マンシュウのクラスは今どき珍しいが、

 

いやいや、出るときは出るもんだ。

 

ドライバーが、おすすめで

「一般道で行きますが、いいでしょうか」

と言っても、

女のコに気風の良いところを見せようとなれば、

 

「いいから、高速乗ってガンガンとばして行って。C2から外環つかって、それから、、、」

 

となり、

 

「少し距離は出ちゃいますが、、、了解しました」

 

となる。

 

都心から、埼玉に近い東京の西の端まで女性客を送り、そのまま男性客が東方面の千葉県まで行くと、3マンシュウとなった。

 

こういう話は「景気」に関係ない「事情」なのである。

 

あるいは、、、

 

一期一会ではない面白さもある

最近は、ありがたいことに個人的に呼んでくれる”お得意さん”も少しはできてきて、先日も同じ日に2組から「送ってください」と依頼をもらい、シルバーウィーク明けの都内のタクシーが全体的に振るわない日の営業を助けてくれた。

 

そのうちの一人Hさんは、深夜に「今どこですか? 〇〇だったら何時に来れますか?」とメールをくれて、約束の時間に行くと、現れたのは一人ではなく、

 

「彼女ができたので、今日は一緒なんですよ(笑)」

という。

 

Hさん、やるじゃんかー

 

一期一会ではない面白さである。

 

その後は、

「ちょっとコンビニ寄ってください」

 

となり、

 

ビールとつまみが持ち込まれ、(規定はどうなってるかよくわからないままに、もうこうなったら仕方ない)、タクシー車内は移動式バーに一変。

 

「大江戸さんもどう?」

 

と缶ビールをくれた。

 

もちろん飲まないが、こうなるとサービス魂に火がつき、

 

「BGMはどんなのがいいですかねー」

 

と、Yotubeを探り、ちょうどマイブームの「昭和歌謡」の再生リストをかけて、にわかマスターに早変わりしたりもする。

 

あるいは、、、

 

希に粋な遊び人にも遭遇する  

そういえば、”気風が良い”といえば、先日、じつに気風の良い人に遭った。

 

明け方5時くらいに、大田区の久が原付近の国道の脇道だった。お客さんをマンションに送り届けて、メーターを空車にすると、対向車線で背の高いサングラスをかけた70代?の男性が手を上げた。

 

ただのおジイさんじゃない。

 

物腰は、粋な着流しを感じさせるこざっぱりした格好の、いわゆる遊び人風の人で、

 

遊び人風というと、遠山の金さん=遊び人の金さん、葛飾柴又の寅さん、、、遊び人風にもいろいろあるが、この人の雰囲気は、

 

古い話で通じるかわからないが、昭和歌謡でいえば、顔はディック・ミネ風の表情の人で、口元の歯がきらりと光る感じの笑顔とサングラスがよく似合っていた。

 

「ありがとう、来てくれたから助かったよ」

 

物腰は静かで柔らかい、、、ちょうど同じ日に乗った某有名人と違い、自分に威厳を持たせようと無理して低い声を出したりもしない。

 

「いつもは大通りまで出ないとタクシーは拾えないんだけど、、、この時間からやってる店もあるんだよね、、、」

 

粋というのか、力みが無くて、なんだか楽しそうだ。

 

「お客さんはホントに楽しそうですね」

と言うと。

 

「飲みに行くのに、そうじゃなきゃーつまんないじゃない^ ^」

と当たり前みたいに言うが、

 

世の中の人たちはそれほど楽しそうに飲みには行ってもいない。

 

心を開放して楽しく遊びに行く

 

分かっちゃ居ても、それができていない人が世の中には多い。

 

、、、世代的とタイプ的にたぶん好きだろうと、iPhoneで気まぐれにマイブームの藤圭子の歌謡ショーのライブをかけると、

 

歌いつがれて25年 藤圭子 演歌をうたう3 - YouTube

 

 

また例の笑顔で、

 

「お、藤圭子だね? 若い頃、オレも好きだった。歌もいいし、顔もいいからね」

 

さわやかで、じつにモテそうだ。物腰から学ぶものは多いが、まもなくローカルの駅前に到着した。

 

「いい歌聞かせてくれてありがとう」

 

最後まで小ざっぱりしていてカッコいいのである。

 

そういえば、営業所の先輩ドライバー70代?のSさんも似たタイプだ。もう少しにぎやかなタイプかな。いつもじつに楽しそうで、オフの日も、同世代のおばあさんたちを引き連れカラオケに行って楽しませているらしい。

 

「女は同世代がいいねー。年とるとガードが緩くなってまたいいんだ ^ ^」

 

などと、じつに楽しそうだ。

 

以前も書いたが、タクドラ界に荒くれ風は絶滅寸前だが、粋でいなせな遊び人タイプは生き残れる世界かもなぁ、、、

 

、、、などと思う、秋のはじまり。

 

今回の「大江戸たくどら日記」、、、完。

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♫ 勝手にエンディング曲 m(__)m

 椎名林檎 - 真夜中は純潔 - YouTube

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by 大江戸巧氏(おおえどたくし)

 

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