【タクシー昨日のへェ~】渋谷のハロウィン盛り上がりの理由。ハロウィンは年末の風物詩として定着したのか?
渋谷や六本木のハロウィンも、そろそろ、東京の10月末のイベントとして定着してきたんじゃないか?、と思ったこの週末だった。
(はじめての方はこの記事から)
渋谷でこのハロウィンの騒ぎは3~4年前から始まったと思うのだが、
おそらくはじめは、外人の多い六本木が中心で、となりの渋谷と一緒にクラブ(=小さなディスコ=死語?の方)が仕掛けたミニイベントで、
クラブやショップに置いたフライヤーとちょうど流行り始めたTwitterで「オイラたち、アタシたちだけが知ってるんだもんね~」的な感じで、
で、ワルノリした仮面舞踏会の変人が会場の外を練り歩くみたいな流れになり、徐々にメジャーへと仕掛けられたサブカルだったように思うが、
オジサンには流行りやサブカルは参加的にはカンケーないが、このハロウィンの動きがさらに拡がり定着するのか、はたまた一時のブームで衰退してまるで何もなかったかのように消え去るのか、、、
そんな興味も出てくるのは、自分のおっさん度が定着してきたということなんだろうか。
それはさておき、
東京のタクシードライバーとしてはハロウィンの日は、"いよいよ年末の稼ぎ時到来"の風景でもあり、
この頃からクリスマスや年末仕事納めの12月末までは、タクシーを釣りに例えるなら爆釣、稼げる年末が始まるという感覚になる。
先週末の渋谷でのタクシー車内の会話も、
「、、、運転手さん、ハロウィンの日ってけっこう稼げるんじゃないの?、、、毎年(参加者が)増えてるね。いよいよ根づいてきたかな。雨降りそうだね、参加しないから関係ないからざま見ろって感じだけどさ(笑)、あれ、いったい何が面白いんだろうねぇ、、、」
と投げかけられ、
「道が込んで効率悪くて、この辺にいたら稼げませんよ、、、ハロウィンがナマハゲに似てるっていうお客さんも居ましたけど、違うのは、鬼が怖がらせるんじゃなくて、皆が鬼じゃないけど悪魔とかアニメや映画のキャラに変身して世間を騒がすところなんじゃないですかね、、、ギョッと世間を驚かすほどいい、みたいな参加型イベント、、、」
などと雑談したりした。
午後の早いうち、渋谷のスクランブル交差点付近を通ったら、すでにあそこだけで警官も200人くらいは居たんじゃないか。
また、スピーカーで”DJポリス”と呼ばれて話題になった交通機動隊?のアナウンスも始まっていた。
しかし、あのDJポリスのアナウンス能力は凄い。あふれる仮装した歩行者や、そのための渋滞にいらつくドライバーに大音量スピーカーで交通指導をするわけなのだが、
あの警官の制服を着ていてもあまり威圧感がなく、むしろ感じよく、洗練された指導のアナウンスに、つい言うことを聞いて指導には従ってしまう。
アナウンスだけで威圧せず、軽犯罪を未然に防ぐのだからたいした力だ。一般の警官と一味違って、交通指導で注意されても反感を感じない、じつにさわやかで感じが悪くないm(__)m
、、、すぐ隣の「文化村通り」の家電量販店のスピーカーから流れている”メイド風”?のアナウンスに比べてみると、その背筋のシャンとした?正しいイントネーションの標準語の方が、反感を買う率は圧倒的に少ないはずだ、、、
などと思いながら、実車のタクシーをドン・キホーテの交差点から松濤(渋谷の奥座敷。高級住宅街)に向けて左折させた。
「この裏(松濤の住宅街)もファミリーで盛り上がってて、子供たちが走り回っててすごいですね。そこらじゅうの家のガレージが飾りつけで、なんだかクリスマスのときと同じで派手ですねー」
「そっかー。ハロウィンは若者だけじゃなくって、ママ友グループや育メンのパパたちにもウケたんだね、、、」
とか、
ほかのお客さんも言ってたが、
「しかし、なんでハロウィンって渋谷にこんなに集まるんでしょうかね、、、 渋谷にとくに何があるわけでもないのに、、、」
「、、、たぶん、ふざけた格好で歩いて、スクランブル交差点でDJポリスに注意されたらちょっと面白いからじゃないですか?、、、逆効果かもしれないですね(笑)」
などとテキトーに答えたが、
あながちハズれてはいなかったかも、
みたいな先週(土)~翌(日)だった。
【ハロウィン過去記事4連発!】
今回の「大江戸たくどら日記」、、、完。
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♫ 勝手にエンディング曲 m(__)m
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by 大江戸巧氏(おおえどたくし)
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