【昨日のヘェ~】タクドラ本。父。浮浪雲。車内のつぶやき。
【つぶやき】今日は公休日で明日火曜は出番。スーパー台風が気になる、、、タクドラは、都会の漁師だ d( ̄  ̄)。
(はじめての方はこちらもご覧ください)
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さて、最近は何につけインターネットで情報を集めるのがほとんどで、
あんまり本を読まなくなってしまっているが、、、たまには、と、新刊のタクドラ本を買って読んでみた。
タクシー運転手になって人生大逆転!
、、、というタイトルのこの本は、前作「タクシーほど気楽な商売はない」も読んだがより内容が濃くなっている。
新作の中身は、著者の過去の数々の失敗を洗いざらいさらけ出すことから始まり、経験と学び、トライ&エラー、タクドラ職との出会い、逆転の発想、新事業の展開へ、、、みたいな展開。
著者の半生のストーリーを赤裸々にさらけ出す姿勢には、前進の覚悟を感じて、、、人は皆、学びながら生きているのだ、と、改めて、自分も頑張ろう、と思わされた。
もちろんタクシーのスキルアップにも役立つ内容で、検証、改善、実行の様子、時間管理なども参考になったし、タクシーに対する考え方には、共感も多く面白かった。
最後の章もいい。著者のお父さん(作家、志茂田景樹さん)の、男親としてのバランス、我が子への目線の暖かさに胸を打たれた、、、静かで、すごいのだ。
なんだか、漫画「浮浪雲」を思わせる父の言葉に、思わず、ヘェ〜、、、器量の大きさに頭が下がる m(__)m
わたし大江戸はこの本を、東京タクシードライバー志望者と、自分も含む世の父親族のための参考本である、と勝手にカテゴライズしたのだった。
、、、以上、読後感。d( ̄  ̄)
なお、「浮浪雲」は、
好きな漫画でよく知っている。、、、主人公の"雲"は夢屋の頭。夢屋は、東海道の品川宿にあるカゴ屋さんだから、今で言えば、東京の北品川あたりのタクシー会社の社長?。、、、元は武家だが、あくせくしない江戸の自由人になった人で、世間的には間違いなく変わり者だが、とらわれず、"見えてる"感じがかっこいいのだなー。
お次はいつもの、、、
車内のつぶやき。昨日のヘェ〜。
これはタクシードライバーが聞いた、車内のつぶやき、一期一会。
、、、こんなこと言うお客さんもいる。
世田谷。竹を二つに割ったような雰囲気の女性。60代?
「、、、東京は面白いわよ。変化があるし、スピード感もある。それがまた自然と溶け込んでるっていうのかしら? そこがいいのね。それにいろんなこと考えてやる人たちが集まっていて、、、東京生まれは東京以外じゃ退屈しちゃうわよ。ニューヨークもホノルルも、のんびりはできるけど、私は退屈。言葉もよく分からないしね^ ^。、、、そうですよね、、、東京のタクシーは面白いでしょうね、、、わたしは女だし、海外ばかり見てたから、あんまり考えたことなかったけど、、、たしかに。そうかもしれないわね、、、」
とか、
中野区。男性。70代?
、、、ボロい服装で、絶対的にお金は無さそうに見えたが m(__)m、善人そう、、、プロの雀士?資産家なのだろうか? たまにこういう不思議な人にも会う。
「、、、私は毎日マージャンやって、月に40万円くらいタクシー代つかうのね。20年以上ずっと。ずっと見てるけど、タクシーは合う人には合う仕事みたいだね。上司も従業員もいないし、気軽で面白いかなと思うことがあるよ。だけど、保障が弱いからなー、、、でもね、普通の会社員だっていろいろあるよ。今どき、それがどれくらいの保障かってこともあるしね。それを埋めるのに、どんだけのものを払ってるのかな、とも思うよ、、、まぁ、貯金に勝る保険なしだけどね、、、」
など。
、、、貯金に勝る保険なし!?
今回の「大江戸たくどら日記」、、、完。
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♫ 勝手にエンディング曲 m(__)m
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by 大江戸巧氏(おおえどたくし)
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