大江戸たくどら日記~東京タクシードライバーのブログ~

大江戸たくどら日記~東京タクシードライバーのブログ~

東京の某中堅タクシー会社に50代で転職した仕事を楽しんでる側=タクシー向きドライバーのブログ。

【昨日のヘェ~】タクシーは耳がダンボになっちゃうよ

街好き・人好き・釣り好きetc.な、、、東京タクシードライバーが、見・聞き・感じたTokyo Taxi Drive. 昨日のへェ~。 

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(はじめての方はこちらもご覧ください)

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タクシーは交通サービスのひとつだが

見方を変えると、いろんなサービスの側面がある。

 

タクシーには「移動個室サービス」のようなところもある。そのため「壁の耳」になる。話は硬軟オールジャンル。

 

今回はディープな夜の街の話。当然、書ける話と書けない話があるが、アレンジして半分フィクションとして、、、こんなのは書いてもいい部類だろう、、、

 

東京に幻の巨大魚生息のウワサ⁉

ライトアップされた東京タワーを見るならばやはり何と言っても港区だと思う。ドライバーになって初めのうちしばらくは、毎晩うわーって思う。東京生まれのわたし大江戸も同じだった。東京タクシードライバーは、角度によって違う味わいの東京タワーを横目で見ながら夜の都心を走る、じつに珍しい職業だ。

 

、、、20:30。東京タワーを横目に芝公園を北上し、西麻布の交差点で手を上げたのは、これから出勤するホステスさんらしきスレンダーなレディーが二人。しっとりした美形の二人づれだ、、、

 

「ねぇ、あなた、○○の○○さんって知ってるでしょう?あたし達より10歳くらい上の、○○でチーママやってたあの人、、、」

 

「うん、わかるよ」

 

「あのひとね、○○の○○さんからトータルで1億円貢がせたんだって」

 

「えー!凄ーい、そうなの? どうやったんだろうねぇ、、、」

 

「それがね、ホテルには行くらしいんだけど、、、やらせないらしいのよ。○年も付き合ってるのによ? キッスはするらしいんだけどね、フツー○年も引っ張れないよね〜。いったいどうやってんだろう、、、わたしねー、こうじゃないかと思うのよ、、、(こうして、ああ して、こう囁いて)、、、、、、」

 

(おーい、ここに一人いますよー^^;)

 

「ふふっ嫌だー、、、でもそうかもー」

 

「さー、私たちも頑張りましょう! 、、、運転手さん、ここでいいわ」

 

スゴイなー^^;、、、壁の耳のまま目的地の繁華街に到着。

 

「ありがとうございました。お忘れ物ございませんよう、後ろに気をつけて降りてくださいー」

 

、、、じっさい大枚一億円払う人が居るってことだね、、、これは釣りで言えば、幻の超巨大魚ってところだ。

 

、、、そういえば最近タクシードライバーでも、外国人のお客さんを乗せて富士山五号目まで往復して14万円売上げたという、伝説みたいな、本当の話もあったし、、、こんなのは万にひとつの話だろうが、やはりここ東京は大都会。

 

さすが、大江戸八百八町だ!

 

by 大江戸巧氏(おおえどたくし)

 

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