大江戸たくどら日記~東京タクシードライバーのブログ~

大江戸たくどら日記~東京タクシードライバーのブログ~

東京の某中堅タクシー会社に50代で転職した仕事を楽しんでる側=タクシー向きドライバーのブログ。

【タクシー仕事考】本業と副業。労働と投資の価値について

もうすぐ年越しですね。

 

昨日で仕事納めにしたので、今日は久しぶりにブログを書きます。

 

ここのところ趣味というか副業というかわかりませんが、投資やトレードを勉強してます。

 

で、先日、「本業と副業」「労働と投資」といった辺りについて、本業のタクードライバーの「労働の価値」についても再発見があったので、その辺りのことを書いてみようと思いました。 

 

最近は、なんだかやたらやることが増えた(増やした)ために、なかなかブログまで手が回らず、更新がほとんど無いいわば「放置プレイ」状態になってますが、そんなブログでも読者の方が居られるので、たまには存在の証明もしなきゃと。

 

正月に暇ができたら読んでみてください。 

 

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(はじめての方はこちらもご覧ください)

     ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

本題です。

 

ここ数年投資の勉強もしている、

と言ってもタクシーの片手間。ではあるけれど根が凝り性なもんだからやるとなればオタッキー状態までやってしまいがちなわけで、勉強は現在も進行中。

 

投資やトレードは、ブログやツイッターと同じく「趣味」なのは間違いないが、「実益を兼ねる可能性」がある趣味だから「副業」という位置づけにもなるのか?

 

まだ、全然稼げていると言えるレベルじゃないからやはり「趣味」なんだろうな。

 

いずれにしてもタクシードライバーがわたしの本業です。投資は余暇の、FXトレードは世界の為替市場が動いている月曜から金曜のほぼ24時間のスキマ時間の「兼業」あるいは「趣味」といった関係です。

 

さて、

 

「労働の価値」という話ですが、

聞いたところでは、投資家の一つのゴールは優良な米国株を保有してインカムゲイン、つまり株の配当金で配当生活をすることらしいです。

 

少しだけ株についての拙い知識を書かせてもらうと、株の収益は2つあり、一つはキャピタルゲイン、つまり株の値上りによる利益で、もう一つがインカムゲイン、つまり株主配当による収益です。

 

これらの米国株の配当は大体年5%程度であるらしく

米国株の中でも安定した優良な銘柄と思われる。

 

ということは

 

配当として年間で500万円のインカムゲインを得るには、、、なんと1億円もの株保有が必要!!!、という計算になる。

 

だから、どこからともなく「1億円貯めて引退する」などと聞こえてくるのだろうか。

 

とにかく1億円ものお金が必要とは。貯めるのが大変。というか労働だけでは死ぬまで貯まらないかもしれない額だ。

 

これらの株は不動産などと同様に「資産」として相続や譲渡されることもフツーかもしれず、そうとなれば自分自身には直接のキャピタルゲイン(売買益)はないことになるし、

 

人間って歳を取ればとるほど健康志向になり、生活は質素になるから、保有する資産からあふれ出るインカムゲイン(配当)で静かに生活していけばそれでいいや、と考える人もフツーかな、とも思うわけで。

 

となると、、、

 

たとえば、東京のタクシードライバーの年収は、普通で500万円くらい、まぁまぁ稼ぐ人で600万円、トップクラスで700〜800万円くらいの収入ですが、やや馬力が落ちた65歳以上でタクシー会社に勤めるいわゆる「年金ドライバー」も、年金と給与を併せた年収が500万円だとすれば、

 

タクシードライバーのライセンスは、言ってみれば1億円分の優良な米国株を保有しているのと同等の価値がある!

 

との見方もできる。

 

この考えって無理あるだろうか…?W

 

これまでもタクシー車内で何度となく老後のお客さんから「長くやれる仕事がいい仕事だよ」と言われたことがあるが、理由はこの辺にもあるのだろうとも。

 

今回の記事で伝えたいと思ったのは「労働は尊い」というそのリアルな意味だし、健康なら比較的長く働けるタクシードライバーのライセンスは、その点で価値高いよなー、悪くないよなー、と思ったという話でした。

 

ん? 

 

もしかしたら労働の価値はそれ以上かもしれない、、、

人間って、リタイアして、何もせず、不労所得だけで、無為に、慎ましく生きてくのってなかなかできないですよね。人間のタイプに拠るけど、たぶんそれが日本人は多数派。

 

先日Youtubeで聞いたこの話も、それをリアルに教えてくれた。
  ↓   ↓   ↓

 


人生は一度しかない。だからベストを尽くしたくもなり、燃えて、頑張りたくもなる。そんなもんじゃないのかな。

 

少なくともわたし大江戸はそのタイプ。ゆったりするのも短めが心地良いし、基本はいつもなんかやってないと落ちつかないしね。

 

YouTubeの話のように、たとえ11億円もの資産を手に入れたとしても、それもしばらくすると当たり前になり、仕事がないことに飽きるだろう。

 

投資がやれることだとすれば、さらに上を目指して資産を再投資して、下手して、結果、資産をほぼ溶かしてしまったり、下手に中途半端な事業をやって失敗したり、変な絵画を価値が上がると言われて高額で競り落としてみたり、

 

とにかく、お金とヒマがあるがゆえに結局は散財してなくなっちゃう、なんて話もよく聞きますからね。

 

その点、タクシードライバーくらいの感じで楽しく、カジュアルに? 働いていれば、忙しいから余計なことをする体力もないし、質素な生活なら困らずできるくらいの収入もあるし、それほどの大金は貯められないものの、生活にリズムができるから、生活習慣を組み立てやすいし、車内での社会とのふれあいはバリエーション、リアリティーは満点だし、長く働くためには健康に気をつけて、体にいい食生活をしようとするし、、、

 

ということで

 

今日の記事の結論!

長く働ける仕事には思いの外けっこうな価値があるもの。 マイペースでやれて、それなりに面白く、けっこう社会勉強にもなる。

 

健康に気をつけ、安全に稼ぎ出す技を身につけられれば、タクシードライバーはあまりストレスもなく、他の仕事と比べて長くやれるし、仕事人として自分が引退する時を自分で決められる。安全第一、無事引退までやれたらけっこういい人生じゃないですか?、と思うわけです。

 

自分の場合は、リストラから起業の失敗がきっかけだったから、好むと好まざるとにかかわらずに始めたタクシードライバーだったわけだけど、今ではずっとタクシーをやりたいとまで思うようになりました。

 

思うに、人それぞれ寿命は違うけれど、「時間」は神様が人に平等に与えてくれた宝物。その時間をどう使うのか、自分の頭で時間割を考え、思ったとおり、やりたいようにやれている。冷静に考えて東京タクシードライバーは自由を好む自分には最高の仕事なんじゃないかな、と。

 

つまりタクシードライバーになってよかったな、と思えるわけです。

 

少し話が横道にそれるけれど、この原稿もスマホの「音声テキスト入力」で 赤坂のホテルオークラのタクシー乗り場で着け待ち中に喋ってメモしている。タクシー車内は自分の書斎と同じようなもんです。

 

今はスマホの恩恵もあり、じつに便利な時代。そこに加え、気楽にやれる自分の部屋の中みたいな感じの空間。

 

タクシー稼業は自由。

 

マイペースを好む自分の性格に合っている。スマホで場所を選ばず多くのことができる時代になったこともあり、タクシー稼業については肝心なところをきちんと学び、うまい形に慣れることができれば、仕事か仕事ではないか分からないような気楽さがある。

 

ただしスマホは運転しながらいじっては危険でご法度だから、ライセンス失わないよう、天国を地獄にしないように注意だからね。

 

人命第一。安全第一。

 

<参考>

 

あとは最後のステージ。

 

個人タクシーになるか、年寄りドライバーも大事にしてくれる会社もあるからそういう会社で社会保険をもらいながら気楽にやっていくのがいいのか。そこら辺はこれからゆっくり考えていけばいいかな、と思っている今日この頃です。

 

以上

 

久しぶりに書きたくなったブログでした。

 

どうぞ来年が良い一年でありますように。

 

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今回の「大江戸たくどら日記」、、、完。

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♫ 勝手にエンディング曲 m(__)m

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by 大江戸巧氏(おおえどたくし)

 

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