【タクシードライバーの散歩】新大久保まで韓流うまいもん食べ歩き。
今回は、公休日に新宿歌舞伎町の北どなりにある新大久保を散歩してきた話です。
(はじめての方はこの記事から)
今日、新大久保を散歩してきたのには伏線がある。それは先週、
タクシーで韓国人観光客を新大久保まで乗せて行ったのだが、
大久保、新大久保エリアは、東京にあるリトル韓国ソウルとして有名な街である。
「ありがとうございました」
「アニョハセヨー」
大久保通りで、お客さんを降ろすと、窓越しに「弁当300円均一」の看板が目に入った。
ちょうど昼飯時で、お腹もすいてたので、パトカーや緑のおじさんが居ないのをするどく確かめてから、いくつかの種類が並べてある中から、焼き肉弁当みたいなのを素早く買い、回送の車中で食べたのだが、
これが、じつにマイウーで、
味付けはもちろん、肉の部位に少しコリコリ感があり、歯ごたえも味わい深く、旨い。
この300円焼き肉弁当には、「焼き肉焼かせたら韓国の勝ち、日本の負け」と思わせる、値段を超えた深い旨味があった。
ん?待てよ?
あれはもしかして、焼き肉弁当ではなく、何かの韓国料理だったのではないか?
調べると、やはり。その名はプルコギで、
韓国を代表する肉料理らしい。
、、、で、今日は公休日。
仲間のiと「昼飯でも食べよう」という話になり、ブログのネタにも"あの弁当屋"の写真を撮りに新大久保まで電車で行き、ついでになんか食べに行ってみるかー、となった。
で、新大久保駅に到着。
大久保、新大久保エリアは歌舞伎町の隣町でもあるから、それらしく、街の無料マガジンスタンドにもこんなのが置いてあったり、
コリアンタウンだから当然、ハングル文字も多く、韓流スターの写真や映像も街頭に溢れていた。
東京タクシードライバーにとって車中からの見慣れた風景だが、仕事柄、駐禁カンケーで食べ歩きはできない。だから今日みたいなのは楽しみだ。
大久保通りを歩いて眺めてみると、料理店は韓国、中国、モンゴル、ネパールなどのほか、外国人向けに日本食店も見かけた。
だが、まずは目的のあの弁当屋の撮影を先に済ませよう。
目指す場所は大久保通りを西に小滝橋通りを超えた辺り。
このお店だ。だが、店名なし。なぜ?
町外れの店が流行るには、安くて、旨くて、気になる。それがひとつの法則なのか。
だから安くて旨かったのだろうか。店名が分からないのもそれ故?
まぁいいか。さー、腹ぺこ。即Uターン。昼メシだ。
店は、新大久保駅からすぐの韓国料理店「南大門」にした。中はこんな、韓流スターの写真や映像だらけ。
iはズンドゥブチゲ定食。大江戸はコムタンスープみたいな定食。ともに780円。美味かったが、ほぼ食べ終えての撮影で m(__)m;
旨いが足りない。そこで、店を出て向かいの韓流土産物屋「チョンガネ」で、
韓流スナック菓子を買い、こいつを食べながらぶらぶら。まあまあの味、フツーだ。
次は、街頭PRのマッコリ試飲スタンドでほろ酔いし、韓流アイドルグッズ屋を覗くことになった。
わたし大江戸は日本の芸能人の名前もよく分からなくなってきたオッサン。だからここでも知ってたのは「冬のソナタ」のヨン様くらい。だから何も買わず。
ひやかしだからOK牧場。
で、次はどうしようか?、と、
店を出てすぐ近くにあるスーパー「ソウル市場」で、チンジャ、キムチ、チゲなどを試食。旨い。
、、、だが、冷静に振り返ると、
先日食べたあの300円のプルコギ弁当、あれを超える旨味にはまだ出会っていないではないか?
、、、振り返れば人生、似たような思いをしたことも度々あった気がしてならない。
もっと旨いものがあるんじゃないかと欲をかいたり、もう少し背伸びすればもっと良い世界が見えるんじゃないかと脇見したりして失敗もするのがフツーの凡人というものだ。
今回も安さに惑わされたが、結局は、また再びあのプルコギ弁当で良かったのかもしれない。
とはいえ、人生も食べ歩きも、トライ&キャッチ。トライ&エラー。どちらも味わい深いのである。
「ソウル市場」でいろいろ買って帰った。
タクシードライバーの休日のリアルはしょせんB級には違いないが、それなりに味わいのある散歩だった。
明日のブレックファーストは、どの韓国カップ麺にしようかー。
今回の「大江戸たくどら日記」、、、完。
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♫ 勝手にエンディング曲 m(__)m
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by 大江戸巧氏(おおえどたくし)
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