大江戸たくどら日記~東京タクシードライバーのブログ~

大江戸たくどら日記~東京タクシードライバーのブログ~

東京の某中堅タクシー会社に50代で転職した仕事を楽しんでる側=タクシー向きドライバーのブログ。

【雑感ノート】無人タクシーって無理じゃんって考えてんの。

東京タクシードライバーの雑感。とくにタクシーでの話題にしばられず、書いておきたいもろもろをダラダラと。

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(はじめての方はこちらもご覧ください)

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無人タクシーを実現する⁉︎

そのための会社ができたらしい。

 

2020年までに? あと5年?、、、マジで? 休憩室や風呂で話題になっていたので、ググッてみた。こういう話は、安全性と現行法がネックみたい。この記事はバランスが取れてる。

 

タクシーを電車や飛行機と比べたら

少しは見えてきた。飛行機も電車もほとんど自動運転みたいだけど、やはり、人がついてないとならない。これが法規制? 

 

自動車の交通状況は電車や飛行機を比べてみたら大分複雑だ。たとえ自分が完璧な安全運転をしても、周りは? 、、、猫や子供が飛び出し、iPodで耳を塞いだ自転車、目や耳に障害がある人、酔客、、、、。

 

ゲームでバトルして負けても、インターネットが繋がらなくても死なないが、クルマは鉄の凶器になりえる。ここがこの議論のネックだ。

 

無人タクシーを実現するには、方法は、せーのーせ!でこう。こうしなきゃ、安全性は確保できないと思うし、やるなら、こうなるんじゃないか?

  • 旧自動車は全廃!ぜんぶ無人カー!
  • 自転車は公道を走るな!
  • 一元集中管理システムに組み込む!
  • 無人は完璧!だから事故は100:0だ!
  • 歩行と自動車は完全に分離!

何だかビートたけしみたいな毒ガス的(あいかわらず喩えが古い)で恐縮だけど、こう思う。

 

技術の実現をITに置き換えてみても

たとえばスマホ

「モバイルコンピューティング」という「言葉」がまずできて、今のスマホの普及率(だいたい6割くらい?)までに、30年くらいはかかったんじゃないか?と。新しい技術が誕生してから実現するには20年以上はかかると聞いたこともある。

 

で、将来、無人タクシーは

そのうちに、技術的に安全性は大きく飛躍できるものとして、それを受けて世の中の常識が徐々にそれを認めはじめ、法規制が改訂され、政治的に予算化され、交通状況が大きく変わっていくには、、、。道路一本通すにも、そうとうに時間とコストがかかる。、、、ビジネスにはならないんじゃん?

 

どんな仕事も10年先のことなんか分からないけれど

人が外を動き回るのが当たり前な世の中である限り、都市にタクシーはなくならない。上記の理屈から見ても、少なくみてもあと20年はタクシードライバーという職業はまだまだなくならないだろうね。

 

まぁせいぜい、無人カーに置き換えられてしまうドライバーにならないように。今の世の中は怠けすぎてるとなんの仕事も危ないね。命を預かる仕事故にインターネットが変える世の中で、人を運ぶタクシードライバーは他の職業のより、比較的、寿命は長い気もする。

 

無事故無違反で、トラブルなく楽しく。前向きな面白いたくどら仲間がいる営業所で、体調管理して売上もそこそこ良ければ、悪くない仕事だと思う。

 

 自分の課題を世間の人々に気軽に聞けるのがタクドラの立場。で、こんな声を聞いて納得したりする。

 

車内のつぶやき。

某アフリカ系大使館関連の仕事をしてる日本人。60代男性。

「、、、無人タクシー? 都会じゃ無理ですよ。、、、アメリカもFORDかなんかが、西海岸の田舎の方で無人やってたでしょう。あれ、トラックの物流でしょ? こんな都会で、人を運ぶ無人のタクシーなんか無理でしょ。技術力の宣伝にはなるだろうし、試験的に売れればそこそこ商売にはなるんでしょうけどねー、、、」 

 

、、、なるほど。

 

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ちなみに、この話は面白かったので載せとこう。

YOUTUBEの面白かった話】

(iPhoneは長押しでSafariにURLをコピペ!)

 諸行無常で、新しい技術が生まれ、それまであったものがたくさん無くなってきただろうが、必要なものは形を変えても残るわけだね。

 

今回の「大江戸たくどら日記」、、、完。

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♫ 勝手にエンディング曲 m(__)m

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百聞は一見に如かず。

 

by 大江戸巧氏(おおえどたくし)

 

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