【雑感ノート】タクドラの世間的イメージとイージーライダー
【つぶやき+】記事↓に追記。誤解を生んでるみたいなので。タクドラの実際の主流派はごく真面目な人たちです、はいm(__)m;
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東京タクシードライバーの雑感。とくにタクシーでの話題にしばられず、書いておきたいもろもろをダラダラと。
(はじめての方はこちらもご覧ください)
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世間には「 タクシードライバー」と聞いて眉をしかめる人もいる
そう言えば、、、昨日、板橋のコンビニで休憩したが、すぐ隣がタクシー会社で。数人のベテランドライバーがコンビニのベンチでコーヒーを飲んでいた。坊主頭でウルトラクールビズ、60歳くらいの男たち。
、、、文字にすればこうなる。
客観的に見たら近寄りがたい雰囲気はたしかにあったし、わたし大江戸もそんなもんだ ^^;。
、、、まぁこれが世間的イメージとなるか。自分自身もタクシードライバーになる前はまったく同じ様に思ってたわけだし。
わたし大江戸が通うタクシー営業所にも見た目ゴツい人はいるが、だいたいにおいて見た目に反して気がいい人、可愛い人が多い。
タクドラをいぶがる人がいる理由には
タクシードライバーは感覚的にはフリーに近く、フラットで、組織の権威になびかず、誰にとり入ることもなく、車庫を出れば素の自分のまま、話したければ話し、黙りたければ黙り込み、安全第一ながら、気楽に独立商売している。
だが今どき、中堅以上の都心の法人タクシーには車内カメラもあり、業界あげての管理があり、昔風の荒くれドライバーは絶滅寸前だ。カメラの設置で安全性が増し、自主防衛のこけ脅しの荒くれ風である必要もへったのかもしれない。
高度な管理社会にあって、むしろタクシーの人間らしい自由な働き方を保護すべし、くらいの気持ちもある。
、、、あるいは、イメージと偏見の度合いは利用頻度にも関係するのか。
タクシーも、利用頻度が高い人ほどタクシー事情にも詳しく、その分偏見も少ない。反対に利用頻度が少ない人は十年前の利用を昨日のことのように語り、当たり前に偏見が強い。
あるいはストレスを反映しているのか。
この構図は何処か、映画「イージーライダー」に似ていなくもない
映画のラストシーンで、
「奴らは勝手気まま。気にくわない」
とばかりに、嫉妬とあざけりの複雑な感情?入り混じる農民により、主人公デニス・ホッパーはライフル銃で撃たれて死ぬ。
まるで群れの動物が、群れからハグれた動物をハブリ襲うように。
ただ、じっさいの法人タクドラはイージーライダーほど自由はなく、住所もあり税金もかっちり払い、ライフルで撃たれない程度にルールで縛られ、息苦しくない程度に自由である。社風にもよる。
ちなみに、ウチの営業所は施設もそこそこ綺麗な5階建、4-5人浸かれる風呂、休憩室に大型テレビ、仮眠室も快適。畳二畳ほどのスペースだが家庭菜園をやる人さえいる。
そんな風だが、タクドラもイージーライダーほどではないにせよ何処かワイルドさが似ている。嫌な目を見ることもあるが、面白さにもたくさん出会う。それは熟練度にもよる。
現場に管理する上司がいないことを、不安に思うか? それとも自由だと感じるか? 、、、わたし大江戸は後者。
そういえば、、、初めてのフリーの海外旅行は緊張した。パック旅行よりはるかに自由で面白かったなー。
話はさらに飛ぶが、、、先日も、建設の現場監督をしているお客さんと話したらこう言った。
「、、、建築現場の職人さんたちは「
と。
タクシーは、仲間と情報交換しながら走るマラソンであれば快適。
ゲームとして切磋琢磨できる性格の人にとってタクシーはなかなか楽しめるゲーム。
教わるのが嫌な人は、えてして教えるのも嫌いで、結果、
自ら情報を集め、徹底して安全性能と売上効率の両方を磨き上げるように学べる環境を、新人のうちにつくりあげること、、、自分の良心を育て、たくさん仲間をつくればいい。
波長を合わせ大波に乗る
安定感のない構えでは「遠藤」になれても「白鵬」にはなれず、売上のいいドラバーになれる可能性はあっても。楽しい稼業にはならない。
それが、台風で倒れる一本の背の高い木になるのと、何千年も崩れない黄金律のビラミッドを積み上げるのとの違いか、
、、、などと思う、夏真っ盛り。
今回の「大江戸たくどら日記」、、、完。
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♫ 勝手にエンディング曲 m(__)m
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by 大江戸巧氏(おおえどたくし)
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