【上達のココロ】情報収集とノウハウの積み上げ方について。
タクシー仕事の学びだが、タクシーに限らない、、、上達のココロ。
はじめての方はこちらもご覧ください。
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今回は、改めて
タクシードライバーとしてノウハウの積み上げ方について考えてみた。
タクシードライバーといってもそれぞれ性格は違うから、色々なタイプが成り立つのだろうが、
努力の仕方、ノウハウの積み上げ方には定番のやり方はあるようだ。
稼ぎたいタクシードライバーは、情報の収集と分析をけっこうマメにしていて、ドライバー仲間との情報交換に努めているようだ。
新人さんで、朝、出庫前なら、
「今日みたいな日は、どう動きますか」
とか聞いて、
それを集めて、得た情報をひとつ一つ試して、試したら情報をくれた人にフィードバックするといい。
「こないだ教えてくれた○○に行ってみたら、これこれしかじか、、、でしたよ、、、」
などと話し、+αの成功談や失敗談を話すなら、たぶんまた次の情報もくれるはずだ。
、、、会話はキャッチボール。たいていの男は面倒見は悪くない。
さらに、乗客からも情報を得る努力をするドライバーもいる。
たとえば、深夜の着け待ちポイントなら、
「お客さんの職場の皆さんは、何時くらいまで仕事する人が多いんですか?」
とか、
「お客さんの会社の皆さんは何曜日に残業が多いんですか?」
とか、
「もしもお客さんがタクシーのドライバーだったら、(お客さんが乗車した)あそこには何時から何時まで着け待ちしますか?(^-^)」
など。
ホテルのドアマンとも、
「今日は大きな宴会入ってますか?」
とか、
「何時頃に車(タクシー)必要になりますか?」
とか、、、
短い会話をするし、こんな情報収集もする。
ちなみに、
ドアマンはホテルの顔だ。
笑顔で感じがいいと気持ちがいい。宿泊客も同様に感じているだろう。
ホテルの格は細かいところに出る。
たとえば、今改築中のホテルオークラには、着け待ちするドライバー用のトイレがあるのだが、
そこにはこんな文面が書かれている。
一流の流儀は、一般客の目に触れない場所でさえこうなるのだろう。
これが実物 ↓ ↓
ついでながら、品川のプリンス新高輪ホテルのドアマン(ドアパースン?)は、なぜかアニメから飛び出したような、アイドル並にカワイイ系揃いである。外国人には完全にそう見えるはず。
、、、いいと思います。
話を戻すと、
もちろんベテランドライバーには、あまり余計なことは話さない方がいい、トラブルにならないからと考える人もいれば、とにかくたくさん会話する方が営業にも役立つし、情報が豊かな方が人生退屈しないよと考える人もいる。
そこは持って生まれた性格か。
饒舌のトップドライバーもいれば、寡黙なトップドライバーもいる。
、、、これは想像だが、寡黙なトップドライバーも、見聞きする観察力や集中力がすごかったり、あるいは、かつてはよく話をして情報収集していた人なのかもしれない。
いずれにせよ、タクシーは一人移動販売店の店長。自分らしくやっていいのだが。
わたし大江戸の場合は、比較的話し好きなタイプだから、天気や仕事や世の中の出来事などを話題にしながら、営業上、自分が知りたい情報を織り交ぜて聞く。
、、、話しながら仕事をする方が退屈しないし、とくに夜は話していれば眠くならない。
そうして集めた情報を経験知にしながら、曜日や時間などを加味して、分析して、仮説を立てて、繰り返し繰り返し、試してみる。
そこからわかってくる断片をつなぎ合わせ、行った先々で臨機応変に、効率と可能性を高めるにはどう動くべきか、素早く判断が働くようになって来る。
それをまた、おさらいを兼ねて休憩室や風呂などでドライバー仲間たちにフィードバックする。成功や失敗を雑談にして情報交換しあう。
そのサイクルを日々繰り返す。
それを継続して、動き方の法則がだんだんと積み上がっていく。小さな違いも毎出番20時間やると、その精度により、倍ほどの売上高の違いになる。
つまるところ「学習能力」ということか。
日々畑を耕すと、秋の実りは多くなる。
タクシードライバーも他の仕事も同じだろう。一所懸命。
、、、何かの参考になれば幸いです。
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♫ 勝手にエンディング曲 m(__)m
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by 大江戸巧氏(おおえどたくし)
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